[Unix-like]KDEでscpを簡単に利用する
こんにちは,もざです.
今日はKDE4でscpを簡単に利用するtipsを.
Unix-likeなシステムでネットワークを介してファイルを共有する方法には,NFSやsambaなどがあります.
これらのファイル共有の方法は多機能ではあるものの,設定が少々複雑であったり,SSHをトンネルさせたりしない限りは平文でデータが流れてしまうという問題があります.
そこで,手軽に遠隔でファイルのやりとりをするプロトコルに,scpというものが存在します.
scpは,対象のマシンにsshのデーモンが動作していれば簡単に利用することができる上,データの経路が暗号化されるため,セキュアにファイルのやりとりを行うことのできるプロトコルです.
たとえば急遽サーバにファイルを転送しないといけなくなったが,ftpなどを動作させていないシチュエーションに対して有効です.なぜなら,サーバ マシンはsshを用いてリモート操作するのが一般的であり,scpで通信する際,sshデーモンをそのまま使うことができるからです.
WindowsではWinSCPとよばれる有名なGUIによるscpクライアントが存在します.
では,Unix-likeなシステムから,特にKDEからGUIで簡単にscpを利用する方法はないのでしょうか?
実をいうと,scpは,KDE4標準のファイラDolphin(KDE3以前ならばKonqueror)で簡単に利用することができます.
では,実際にscpを用いてファイルのやりとりを行ってみましょう.
ここでは,LAN上にあるLinuxサーバマシン(192.168.1.5)にflostというユーザ名でログインするとします.

この場合,上のスクリーンショットのように,fish://ユーザ名@ホスト名(またはアドレス):ポート番号/のようにアドレスバーに入力し,Enterを押します.ポート番号が22ならば省略できます(もっとも,外向けのsshの待ち受けポートに22を使うべきではありません).
すると,以下のようなログインのためのダイアログが表示されます.

あとはパスワードを入力してOKをおすだけで,ファイルの操作を行うことができます.
ただし,あまりに巨大なファイルをやりとりするような用途には向いていないようです.
あくまで,手っ取り早くファイルをやりとりする方法として認識しておいてください.
gnomeユーザの方も,gnomeのファイラで同じようなことができるかもしれません.
興味があれば調べてみるとよいでしょう.
今日はこの辺で.