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[Twitter]openSUSE 11.1 + KDEでPeraPeraPrvを使おう!

4月 05 2011

ごきげんよう,もざです.

わたしも愛用しているJava製の高機能Twitterクライアント「PeraPeraPrv」をUbuntu 9.04で使うための手順が,作者である@lynmock氏によって公開されました.

そこでわたしも,openSUSE 11.1 + KDEでPeraPeraPrvを使う記事をまとめてみました.
ただ,この手順は一般的なJavaアプリケーションをopenSUSE 11.1で動かすことにも通じるので,Linux初心者の方が,Linux上でJavaアプリケーションを動かす一助にもなると思います.

この例では,openSUSEの64bitバージョンを想定していますが,x86でもほとんど同じだと思います(たぶん

そもそもJavaとは?

Javaは,サン マイクロシステムズが発端となって開発された(今も進化している),オブジェクト指向プログラミング言語のひとつです.プログラムを実行するプラット フォームがどんなものであっても,Javaが動く仮想マシンが用意されていれば,どんな環境でも動くのが特徴です.
つまり,Javaで作られたソフトウェアは,WindowsでもLinuxでもUnixでもMacOSでも,Javaの実行環境さえあれば動作するのです.

PeraPeraPrvもその例にもれず,Windows,Linux,MacOSなど,多様な環境で動作します.

Javaの実行環境について

JREにはいくつか種類があります.

もっともポピュラーなのが,サン マイクロシステムズ謹製のJRE(Java Runtime Environment)でしょう.ふつうJavaの実行環境といえばこれを指します.ただ,JREのソースコードのすべてはサンが握っており,オープンソースを訴える人たちにとって,オープンソースの哲学に反するこの現状は彼らにとって許しがたいことでした.
そこで現れたのが,OpenJDKと呼ばれる,JREをフリーソフトウェアのライセンスのもとに,クローンとして実装したJavaの実行環境でした.

PeraPeraPrvはどちらの実行環境でも動作しますが,@lynmock氏のおっしゃるとおり,JREの方が高速で安定動作する印象です.ここでは,openSUSE 11.1にJREを導入し,PeraPeraPrvを動作させるまでの手順を説明します.

 

JREのインストールと実行環境の切り替え

JREのインストールは,openSUSEのスーパー管理ツールYaST2を使えば簡単です.
openSUSE-11.1-Non-Ossリポジトリからjava-1_6_0-sunを選択します.開発者ならばjava-1_6_0-sun-develなどもインストールしておくとよいでしょう.

JREのインストールが済んだら,次はデフォルトのJavaの実行環境を変更する作業に入ります.
openSUSE11.1のデフォルトではOpenJDKがインストールされており,デフォルトであるので,それをサンのJREに切り替えます.
ターミナルを開いて,以下のコマンドを実行します.

$ su
パスワード: xxxxxxxxx
# update-alternatives –config java

すると,以下のような感じでレスポンスを求められます(一例です).

There are 3 alternatives which provide `java’.

Selection Alternative

———————————————–

*+ 1 /usr/lib64/jvm/jre-1.6.0-openjdk/bin/java

2 /usr/lib64/jvm/jre-1.5.0-gcj/bin/java

3 /usr/lib64/jvm/jre-1.6.0-sun/bin/java

Press enter to keep the default[*], or type selection number:

ここで使いたいのは3番だけにsunのJREなので,”3″と入力すると,デフォルトのJavaの実行環境がJREに切り替わります.

次にPeraPeraPrvのjre版をここからダウンロードして,適当なディレクトリに展開します.

PeraPeraPrvの起動

ここまでくると,ターミナルから以下のコマンドで起動することができます.

$ java -jar PeraPeraPrv.jar > /dev/null 2>&1 &

おしりについている「> /dev/null 2>&1 &」は,コンソールに出力を出さないためのおまじないです.

ただ,毎回これをやるのは面倒くさいです.
そこでデスクトップのフォルダビューウィジェットにショートカットをおいて起動できるようにしてしまいましょう.
フォルダビューウィジェットの上で右クリックして,以下のスクリーンショットのようにして「Link to Application…」を選択します.

まずは「一般」タブで,アイコンを変えましょう.
こちらにアイコン用の画像が用意されているので,適当なディレクトリに保存し,プロパティウィンドウのアイコンの部分をクリックしてさきほどの画像を選択します.

次に,「パーミッション」タブの「実行可能」にチェックをいれます.

「アプリケーション」タブは,少々複雑です.
「名前」にはアイコンの下に表示する名前を,「説明」と「コメント」は適当でOKです.

肝心なのは「コマンド」タブで,ここには「java -jar <jarファイルのパス>」を入力します.
たとえばわたしの環境だと,「java -jar /home/flost/program/P3_4_14/PeraPeraPrv.jar」となります.

また,「作業パス」には,PeraPeraPrv.jarが格納されているディレクトリを入力します.
わたしの環境だと,「/home/flost/program/P3_4_14/」です.

あとは「OK」ボタンを押して変更を反映すればOKです.

起動したときに,タスクバーに「?」マークが出て,はずむビジーカーソルがぴょこぴょこはねまわりますが,しばらくすると消えるのでご安心を.

ちなみに,フォントはVL ゴシック系がオススメです.KDEではいい感じにアンチエイリアスがかかるので,かわいらしくきれいにうつります.
色もちょこっと変えてありますが,今はこんな感じ.

JavaのLookAndFeelは決して美しいといえるものではありませんが,GTKのLookAndFeelも使えるようです.(ただ,フォントの関係でいろいろハミ出したりするので,わたしはJavaのLookAndFeelで使っています)
以下のスクリーンショットのように,「GTKのLook And Feelを使用する」にチェックを入れると,GTKを用いてウィンドウの描画がおこなわれます.

GTKを使うとこんな感じ.はみだしまくりんぐ!

以上の作業を経ることによって,openSUSE 11.1でもPeraPeraPrvで快適ついったーが可能になります.
Linuxで利用できるTwitterクライアントの中でも,PeraPeraPrvはもっとも素晴らしいものだと思います(すごく主観が入ってますが)

作者の@lynmock氏にめいっぱいの感謝をこめて.